大工に『資格』は必要?|基礎知識や資格を詳しく紹介


長岡市で新築、リフォーム工事を行っているヒロ建築です。
先日、面接に来た方から「大工になるために資格は必要ですか?」と質問を受けました。

大工になるために必ず取得しなければならない資格はありません。
しかし、取得することで仕事の幅が広がり、キャリアアップや転職に有利になる資格は存在します。

今回は、同じような疑問を抱いている方に向けて、大工の「基礎知識」や「資格について」紹介していきます。

 

■『大工』とは?


大工とは、設計図にしたがって建物を建てたり、修理をする職人のことです。
建築物には、木造や鉄骨、鉄筋などさまざまな種類が存在します。
また、大工のなかでもジャンルが分かれており「どのような建物を扱うか」や「仕事内容」によって名称が変わります。

 

■大工の種類

では、大工の種類を見ていきましょう。

●家屋大工

家屋大工は、木造建築をつくる大工のこと。
木材の加工を行い、建物の基礎を組立てていきます。
また、壁や階段などの内装をつくる工事も行っていきます。

●型枠大工

型枠大工は、建築現場でコンクリートを流し込む型枠をつくる大工のことです。

●宮大工

宮大工は、寺社仏閣の修繕を行う大工のことです。

 

■大工になるために必須な資格は『ない』

最初にもお伝えした通り、大工になるために必ず取得しなければならない資格はありません。
学校に通う必要もなく未経験でも求人を募集している会社が大半です。

しかし、窓口が広いからといって決して簡単な仕事ではないことも事実……。
大工になり仕事を続けていくためには、手先の器用さや真面目さ、計算能力の高さ、作業中の事故を防止するためのコミュニケーション能力などが必要になってきます。

建築に関する資格を取得することで、仕事の知識や幅が広がり将来のキャリアアップにつながります。
大工を目指す人は、中学や高校を卒業したあとそのまま工務店などに就職するパターン。
建築系の専門学校や大学に進学して知識や技術を学んだあとに、就職するというパターンがあります。
学校のなかには、資格取得を目指すことができる学校もあり、資格を持っていることで就職先を探すときや転職する際に有利に。

会社によっては、資格手当がつく場所もあるため、大工をするにあたって資格取得は得をすることが多いといえます。

そこで、取得におすすめな資格をいくつか紹介していきます。
ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。

 

■おすすめの『資格』

●建築大工技能士

建築大工技能士の資格は国家資格で、取得すると木造建築の施工の際に必要な技能があるという証明になります。
そのため、転職先を決めるときや取引き先に実力を証明する際に活用できます。

資格は「3級」「2級」「1級」に分かれていて、3級と2級は実務経験がなくても受験することが可能です。
しかし、1級を受験するには実務経験が必要で、具体的な年数は学歴や3級や2級に合格したことがあるかなどによって変わります。

●建築施工管理技士

建築施工管理技士の資格を取得すると、工事現場の管理やスケジュール調整、資材の発注など、現場を監督することが可能になります。
資格には2級と1級が存在し、資格によって扱える工事の規模が異なります。

建築施工管理技士は重宝される資格で、キャリアアップし「技術責任者」として働きたいと考えている人におすすめの資格です。

受験資格は、条件によって決まっており実務経験や建築に関連する指定学科を専攻していたかなどによって違います。

●木造建築物の組立て等作業主任者

木造建築物の幹の高さが5m以上の場合、構造部分の組立てや屋根下地、外壁下地の取付け作業の際に「木造建築物の組立て等作業主任者」の資格を持った者が安全面などの監督や指導をする必要があります。

受験するには、満18歳に達してからの実務経験が必要になり、年数は土木または建築に関する学科を専攻していたかなどによって変わります。

●木造建築士

木造建築士は、木造建築の設計をする際に必要になる国家資格です。
大工の仕事では、設計をすることはなく木材の加工や組立てを行いますが、木造建築士の資格を取得することで「建築士」として仕事をすることができます。

受験するには条件が決まっており、中学や高校、大学や専門学校等で建築関係の指定科目を学修していない場合は、7年以上の実務経験が必要になります。

 

■具体的な仕事内容

建物の設計図は、大工ではなく建築士が設計します。
大工の仕事は、もらった設計図にしたがって材料を加工するところから始まります。

●設計図の確認

●材料を加工する

●建物の骨組みをつくる

●内装の基礎をつくる

 

■年齢や性別に制限は「ない」

昨今では、職人の高齢化に伴い常に人手不足な状態の建築業界。
そのため、年齢に制限を設けている会社は少ないです。

30代で未経験から大工になる人や、女性の応募も増えてきています。
しかし、資格の取得を考えているならば実務経験が必要なことが多いため、できるだけ早めに検討することをおすすめします。

 

■大工をするなら「ヒロ建築」へ

ヒロ建築では、頑張りを正当に評価して給与に反映させます。
未経験の方でも、先輩が一から丁寧に教えますのでご安心ください。

暮らしを支える大工の仕事がしたいという方は、ぜひご応募をお待ちしております。

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか?
仕事は、向き不向きももちろん大切ですが、将来設計をきちんと考えることも重要です。
そのため、将来の自分のために資格取得を目指してみることもおすすめです。

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