【新築】木造住宅のプレカット工法とは?


新潟県で新築やリフォーム工事を行っております、ヒロ建築の藤田です。

昨今では、主流となってきているプレカット工法……。
新築の木造住宅を建てる際に「プレカット工法」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、言葉は聞いたことはあっても詳しいことまではよく分かっていないという方も中にはいらっしゃいます。
そこで今回は、木造住宅を建てる際の「プレカット工法」について、詳しく解説していきます。

プレカット工法とは?



プレカット工法とは、建築用の木材を工場で機械を使用してあらかじめ加工することです。
加工が終わったものを、現場まで運び職人が組立てていきます。

昨今では、木造住宅のほとんどがこの「プレカット工法」によって作られています。
プレカット工法が主流になる前までは、木造住宅の柱や梁の接合部分は、職人の手作業によって加工されていました。

しかし、職人による手作業は、どうしても職人の経験や技術によって品質にバラつきがあるという課題がありました。

加工作業の『流れ』


それでは、プレカット工法によって行う加工の流れを見ていきましょう。

●加工する木材を乾燥させる


まずは、加工する木材を十分に乾燥させる必要があります。
理由は、水分を含んだ状態で加工を行ってしまうと、収縮して大きさが変わってしまう可能性があるからです。

●木材の大きさや形状をコンピューターに入力する

続いて、加工作業を行う前に木材の大きさや形状などをコンピューターに入力していきます。

●加工作業

そして、専用の機械を使用して、機械が加工を行います。

プレカット図面とは?


プレカット工法で使用する図面は、プレカット図面といいます。
このプレカット図面は、建築物の柱や土台、梁などの組立て方が記載されておりプレカット業者が作成をします。

プレカット工法の『メリット』


それでは、プレカット工法によって得られる具体的なメリットを見ていきましょう。

●安定した品質のものを作ることができる


プレカット工法は、現場ではなく工場で設計図に基づいて機械に木材の形状やサイズをデータ入力します。
機械が自動的に正確な長さや幅、高さ、形状に木材の加工をしてくれるため、安定した品質のものを作ることができるというメリットがあります。

●工期を短縮できる

もうひとつの大きなメリットは、工期を大幅に短縮できるということです。
プレカット工法では、あらかじめ工場で加工された材木を現場まで運搬し、そこから現場で組立てを行うため職人による墨付けや手刻みなどの作業は必要なく、スムーズに作業が進みます。

●コストの削減になる

従来の職人による手作業の場合は、時間がかかる分人件費も高くなります。
しかし、プレスカット工法では人ではなく機械を使用するため、コストの削減につながります。

●現場で出る発生材が少なくなる


現場で出た木材の切り落としなどの※発生材を少なくすることができる点も、プレス工法のメリットです。

現場で出た発生材は産業廃棄物となるため、処理施設で処分する必要があります。
処分には、手間だけではなく費用もかかるためコストの削減にもつながります。

※発生材=工事の進行にともなって出るゴミ

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ヒロ建築ではこれまでの豊富な経験と実績を活かし、丁寧な施工を行っていきます。

お客様のお悩みやご要望をしっかりとヒアリングし、ライフスタイルや理想に沿ったベストなプランのご提案をさせていただきますのでご安心ください。

また、お客様が安心して工事をお任せいただけるように、どのような些細な不安や疑問もお気軽にご相談いただければと思います。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
プレカット工法は、需要が高く多くの木造住宅で取り入れられています。

今回の記事によって、あなたの疑問が解決しましたら幸いです。

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